2016年3月10日木曜日

物語って、何だろうか

ほげ子さんは、アニメや漫画、動画で、「物語」を見たり読んだりするのが、大好きだと思います。

少し前には、「ダンガンロンパ」というアニメ作品を、YouTubeでたくさん探して、見ていましたね。

おかーさんは、お友達からちょっと内容を聞いただけで、まだ自分では見たことがありません。
(でも、なぜかモノクマのぬいぐるみは、持ってます)

ちょっとネットで調べて、アニメのもとになったゲームのほうの、あらすじを、読んでみました。



あらゆる分野の超一流高校生を集めて育て上げるために設立された、政府公認の特権的の学園

「私立 希望が峰学園」

この学園を卒業できれば、人生において成功したも同然とまで言われている。

何百年という歴史を持ち、各界に有名な人材を送り出している伝統の学園である。


国の将来を担う"希望"を育て上げるべく設立されたこの学園に、
これまで至極平凡な人生をひた歩んできた主人公、苗木誠もまた、入学を許可されていた。

平均的な学生の中から、抽選によってただ1名選出された"超高校級の幸運"として・・・。


「ダンガンロンパ公式サイト」より
http://www.danganronpa.com/1/



このお話は、苗木誠くんという男の子を中心に、語られていくようです。
上のあらすじによると、彼は、「平凡(へいぼん)で、平均的(へいきんてき)な学生」であるようです。

「平凡」という言葉の意味は、だいたいこんなふうだと思います。

・とくに、すごくない
・人とくらべて、すぐれたところが、ない
・めだたない
・普通(変わってない)
・どこにでもある(いる)

「君は、平凡な人だね」といわれて、あまりうれしく思う人は、いないかもしれません。


「平均的」は、ほんとうは「平凡」とは少し意味が違うのですが、人の性質をさして言うときには、似たような受け止められ方をされる言葉です。「目立ったところがない」「ほかの大勢の人たちと、だいたい同じで、特徴がない」…そんな感じです。

そんな、平凡で、平均的な高校生の苗木誠くんに、どんなことが起きるのでしょう。



入学式当日、玄関ホールに足を踏み入れたその瞬間急なめまいが苗木を襲(おそ)い、彼はその場で気絶してしまう。

気がついたときには、希望ケ峰学園の校舎と思われる、密室となった建物の中だった。

「希望ケ峰学園」という名前にはほど遠い、陰鬱(いんうつ)な雰囲気。

薄汚れた廊下、窓には鉄格子(てつごうし)、牢獄(ろうごく)のような圧迫感(あっぱくかん)。

その後入学式へと集まった生徒たちに、この学園の学園長と称する「モノクマ」は語りかける。

学園から卒業したければ仲間を裏切ること、つまり・・・殺さなくてはなりません。」と。


なんか、ものすごく、平凡じゃない事になってきました。(;゜〇゜)


苗木くんは、学校に閉じ込められてしまっています。
しかも、他の生徒を裏切って殺さなければ、そこから出る(卒業する)ことができないと、言われてしまいました。


殺さなければ、殺される。
そんな状況に置かれたところから、苗木くんという、平凡で平均だったはずの男の子の「物語」は、始りました。


彼は、どうするのでしょう。
このあと、どんな事件がおきて、最後には、苗木くんは、どうなるのでしょう。


ほげ子さんは、アニメを全部見たはずなので、もう知っていますよね。


こんど、ゆっくり教えてください。


多くの「物語」は、この「ダンガンロンパ」と同じように

「主人公」が、何かと出会い、出来事に巻き込まれて、結末をむかえる、その一通りのなりゆき

を伝えるものとして、作られています。

「物語」のなかでお話されるのは、実在する人だったり、ほんとうにあった出来事であることもありますが、そうではなく、誰かが想像で作り上げたものであることも、よくあります。「ダンガンロンパ」も、たぶん、想像で作られたお話だと思います(ホントにあったら、こわすぎるでしょう、こんな学校(^_^;)。


人間は、「物語」が大好きです。

大昔、人間の脳が進化して、複雑(ふくざつ)な「言葉」を使えるようになったときには、人間は、「物語」を作っていたのじゃないかと思います。文字(もじ)がなかった時代の「物語」は、あまり残っていないですが、人から人へと話し言葉で語りつがれて、「伝承」として、いまに伝わっていることも、あります。

いつ、どこで、誰(主人公)に、何が起きて、どうなったのか。
それは、どんな理由で、そうなったのか。
その誰かは、どんな気持ちだったのか。どうしたかったのか。


人は、世界に起きていることを語るとき、上のような材料を組み立てて、言葉にしていきます。

これらはすべて、「物語」の材料となるものでもあります。


「物語」の材料は、ほげ子さんのまわりにも、たくさんありますね。
ほげ子さんのまわりでは、いつも、「誰か」が「何か」をしていますから。


ぜひ、語ってみましょう。











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