2016年4月17日日曜日

鑑真という人

最近、ほげ子さんは、進研ゼミのタブレット教材で、歴史人物のカードゲームをやるのにハマッているようです。

おかーさんも一度やらせてもらいましたが、歴史の知識が必要な上に、反射神経も必要なので、結構大変です。(^^;

ルール自体は、それほど難しくありません。

まず、手札として持っている歴史上の人物を組み合わせてます。

同じ時代の人々を集めたり、同じジャンルで活躍した人を集めたり、一つの事件に関わった人たちを集めたり。

対戦相手であるコンピュータも、組み合わせを作ってきます。

組み合わせによって、強さが決まっています。
たとえば、「奈良時代の人たち」の組み合わせよりも、「大仏を建立した人たち」の組み合わせのほうが、ポイントが高かったりするようです。

より強い組み合わせを出したほうが、強い分だけ、相手のポイントを削ることができます。
最後にポイントが残っていたほうが、勝利。


ゲームに勝つためには、誰と誰が、どの時代の、どんな出来事に関わっていたかを、正しく知っている必要があります。


きのう、ほげ子さんがこのゲームをやっているのを、横から見ていたら、「鑑真」「聖武天皇」「行基」の三人が、何度も何度も出てきていました。


三人とも、奈良時代の人物で、「仏教」に関わっているのですが、ほげ子さんは、「聖武天皇」と「行基」の二人だけをチームにして、「鑑真」をポイッと捨てていました。



鑑真?
「聖武天皇」は、奈良に大仏を作ろうと決めた人で、「行基」はその責任者として、「聖武天皇」に指名された人だそうです。なので、この二人の組み合わせは、「奈良の大仏の建立(こんりゅう)」に関わっているということで、ちょっと高いポイントになるのですね。


ほげ子さんが使わない、「鑑真」も、「聖武天皇」との関わりの深い人物です。
なので、捨てるのはちょっともったいなかったです。


「鑑真」は、唐(とう)の国の僧侶でしたが、「聖武天皇」によって招待され、海を渡って日本に来ようとしました。ところが、いろいろな人の反対にあったり、嵐で船がうまく進まなかったりで、何度も何度も旅に失敗してしまいました。

ようやく日本に着いたときには、厳しい旅のために、目が見えなくなってしまっていたそうですが、「聖武天皇」に大歓迎され、日本に仏教を広める仕事をしたそうです。








YouTubeで、踊る鑑真の動画を見つけました。
このあいだの、卑弥呼と同じ人のようですね。(^^;




















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